親の介護で自分の生活を壊さないために、親の介護の概念をアップデートしていきましょう。
まずは『親の介護は親孝行ではない』です。
確かに、「産んでくれてありがとう」や「育ててくれてありがとう」という感謝の気持ちを表すために、老いた親のお世話をして最後の親孝行をしたい!!と思う方は、多いと思います。
確かにそうですが、でも、ここは冷静にならなければいけません。
親の介護は、長期戦です。1年なのか10年なのかあるいはそれ以上なのか、わかりません。
そもそも親の介護とは、親のお世話をすることではありません。
今までの生活を維持するためのサポートをすることが、親の介護です。
ここ、めちゃくちゃ重要です。
これを理解してスムーズな親の介護、後悔のない親の葬儀、争いごとがない相続へと進んでいってほしいと思います。
親の介護は、相続へとつながっていきます。
親が亡くなった後、子供の人生は続きます。親の介護で、子供の人生が壊れないように。